スマホばかりで会話がない旦那の心理とは?離婚したほうがいい?

「旦那がスマホばかり見ていて会話がない」と悩む妻がいます。なぜ、夫は妻や子供を放置してスマホばかり見ているのでしょうか。「こんな旦那とは離婚したい」と考える妻もいるでしょう。スマホばかり見ていて会話がない夫の心理やスマホ時間を減らすための対処法を紹介します。

目次

  1. 旦那がスマホばかりで会話がなく寂しい…
  2. スマホばかり見ている旦那の心理とは?
  3. 妻との生活に味気なさを感じている
  4. ゲームや動画にはまっている
  5. 浮気をしている
  6. スマホばかりの旦那を改善する方法は?
  7. スマホばかりで「悲しい」と伝える
  8. スマホのルールを決める
  9. ノースマホデーをつくる
  10. 自分から積極的に話しかける
  11. 子供への影響を説く
  12. スマホばかりの旦那と離婚はできる?
  13. スマホ離婚が増えている?
  14. スマホばかりの夫と離婚できるケースとは
  15. 「スマホばかりで会話がない」という理由だけでは難しい

旦那がスマホばかりで会話がなく寂しい…

「旦那がいつもスマホばかり見ていて、家にいても会話がなく寂しい」と嘆く妻がいます。そうした夫は、妻や子供との会話がないだけでなく、休みの日も家事や育児の手伝いをせずにゴロゴロしているので、妻はイライラするばかりです。中には新婚なのに、夫がスマホばかり見ているので「旦那とはもう離婚したい」とまで考える妻もいます。

結婚してから、会話中も旦那がスマホいじりをやめずに話半分で聞いています。
友達とLINEしてるかゲームしています。

1歳半の子供がハイチェアから落ちそうになって、1番近くにいた旦那はスマホに夢中で気付かず。離れて食器洗いをしていた私が「落ちる!パパ、お願い!」と言っても手は出さずに子供に「コラー、危ないぞ!」って言っただけ。
泡だらけの手で私が走って抱き上げたので落ちませんでしたが、本当に腹が立ちます。

旦那がスマホばかりいじっています。
私と子どもを優先してほしい、スマホいじる時間があったら会話したり遊んだりしたいと思うのですが、旦那はスマホ触るのはストレス解消だからと言い張ります。
おそらくアダルトサイトや風俗サイトを見ていると思います。(スマホの履歴から)
こんなことを1年以上モヤモヤ悩んでいます。
どうやって気持ちを整理すればいいのでしょうか?

夫がスマホばかりに気を取られて、夫婦の会話がないと夫婦仲もしだいに冷めていくかもしれません。最近は、スマホへの依存が原因で離婚する「スマホ離婚」も増えているといいます。何もせずスマホばかり見ている夫の心理やスマホを見る時間を減らすための対処法、スマホ離婚を考えたときのポイントなどを紹介します。

スマホばかり見ている旦那の心理とは?

家事や育児で忙しい妻や1人で遊んでいる小さな子供の横で、ひたすらスマホを触っている夫の姿を見て、「旦那はいったい何をしているのだろう」とイライラしてばかりの妻も少なくないでしょう。暇さえあれば、スマホばかり見たり触ったりしているのなぜなのか、夫の心理について説明します。

妻との生活に味気なさを感じている

スマホばかり見てている夫は、妻との生活に味気なさを感じて暇つぶしにスマホを触っているうちに、習慣化してしまったのかもしれません。こうしたケースは夫婦間のコミュニケーションが不足している場合によく見られます。家族で食事をする機会が減り、1人で食事を取ることが増えた夫は、退屈さを紛らわすために食事中もスマホを見るようになっていきます。

退屈しのぎのスマホが習慣化すると、しだいにスマホを常に携帯していないと落ち着かないようになり、スマホを手放せなくなります。

ゲームや動画にはまっている

ゲームや動画にはまってしまい、すぐにスマホをみてしまう夫もいます。多くのスマホゲームは、長時間遊んでもらうために、ボーナスポイントを設定して達成感を味わえるようにしたり、他のプレーヤーと協力してクリアできるようにしたりと工夫をこらしています。このため、ゲームにはまってしまうとなかなか抜け出せません

また、動画も自分が好きそうな動画が次々と「おすすめ」として紹介されるので、長時間見ていても飽きません。このため、暇ができると新しい動画が気になり、ついつい視聴してしまいます。

ただ、ゲームや動画の場合は、しだいに飽きてあまり見なくなる人もいます。仕事が忙しく、しばらく離れていたら、関心が薄れてしまった人も少なくありません。しかし、一方でゲームの達成感が忘れられなくなり、次々と新しいゲームにはまる人や、動画視聴が習慣化してやめられなくなる人もいます。

浮気をしている

常にスマホを手放さず、スマホばかり見ている夫は浮気をしているのかもしれません。じっとスマホを眺め、誰かからの連絡を待っていたり、こそこそとLINEなどのSNSをやっているときは要注意です。当然、妻への後ろめたさから会話も減っていきます。

また、浮気ではなくてもアダルトサイトや風俗店のサイトにはまっている夫もいます。子なしの夫婦の場合は、あまりないと思いますが、子供ができて、妻があまり夫を構わないようになると、寂しさから別の女性に興味を示す男性が現れます。

「旦那が最近、スマホばかり見ている」と気になったら、なんとかパスワードを割り出して、SNSや閲覧履歴などを確認したほうがいいかもしれません。

スマホばかりの旦那を改善する方法は?

「スマホばかり見ている旦那の関心を自分や子供のほうに向かせたい」と思っている妻も少なくないでしょう。どうしたら、夫がスホマばかり見たり触ったりしている時間を減らすことができるのでしょうか。効果的と思われる方法を紹介します。

スマホばかりで「悲しい」と伝える

夫に「いつもスマホばかりしているので、寂しくて、悲しい」と素直に訴えると、夫も反省してスマホを触る時間を減らしてくれるかもしれません。小さな子供がいるのであれば、「子供も寂しがっているよ」と言ってもいいでしょう。子なし夫婦であれば「もっと会話したり、一緒に出掛けたりする時間を大切にしてほしい」と言うと、効果があるはずです。

このとき、決して夫を責めたり、怒ったりしてはいけません。夫が反発しないように、「もっと夫婦関係や家族に目を向けてほしい」とお願いするのがポイントです。夫も心のどこかでは、スマホばかりしていることに罪悪感や後ろめたさを感じているはず。そこを狙えば、きっと夫の心に響くでしょう。

スマホのルールを決める

夫婦でスマホの使い方について話し合い、ルールを決めておくという方法もあります。たとえば「食事中はスマホを見ない」「子供の相手をするときはスマホを見ない」などと、スマホを手放す時間や場所を決めてもいいですし、「トイレにスマホを持って入らない」「家ではスマホにロックをかけない」など互いに疑われることはしないという約束もいいでしょう。

大切なのは、夫に対する一方的な要求にならないようにすることです。あくまでも互いに守るルールであり、夫から「こんなときはスマホを触らないでほしい」と言われたときは素直に受け入れましょう。そして、目的はスマホを禁止することではなく、家族の会話やふれあいを増やし、大切にすることです。その点を強調すれば夫も受け入れてくれるでしょう。

ノースマホデーをつくる

日々の細かなルールを決めるのに抵抗があるときは、スマホを携帯しない「ノースマホデー」をつくることから始めてはどうでしょうか。スマホを家に置いて、一緒に買い物に出かけたり、家族で遊びに行ったりしてもいいでしょう。逆にスマホに一切触れずに、一緒に家で過ごせば、久しぶりに会話が弾むかもしれません。

スマホのゲームや動画にはまっている場合は一日、ゲームや動画から離れるだけで、気持ちが変わることがあります。ゲームや動画より楽しい過ごし方があることに気づけば、スマホを触る時間もかなり減るはずです。

自分から積極的に話しかける

スマホばかり見ていて会話がない夫には、自分から積極的に話しかけることも大切です。最初のうちは生返事ばかり繰り返す夫にイライラして「こんな旦那に話しかけるのはバカバカしい」と思うかもしれません。しかし、根気強く話しかけて、コミュケーションを図ることが大切です。

やはり大切なのは、怒ったり責めたりしないことです。夕食で食べたいものを聞いたり、体調を気遣ったりすれば、夫も悪い気はしないはずです。子供の成長をうかがわせる出来事の話であれば、耳を傾けてくれるかもしれません。そうやって、妻に話しかけられるのが普通になれば、夫もきっと返事をしてくれるようになるでしょう。

子供への影響を説く

幼い頃、親と触れ合う機会が少ないと、子供の成育にも影響します。父親がずっとスマホを触っていて、相手をしてくれないと、子供も「父親とはそういうものだ」と思い込んでしまうかもしれません。もし、子供と外で遊んでいるときも、親がスマホに夢中で目を離してしまうと、子供が危険な目に遭っても気付かない恐れもあります。

このように、スマホばかりに夢中になり、子供への関心がおろそかになりがちな夫には、スマホに依存してしまうことの害を説きましょう。スマホにばかり関心が向き、子供への注意が向かないのは「スマホ依存症」の可能性があることや、子供の成育に影響し、子供を危険にさらす恐れがあることなどを、冷静に説けば夫も耳を傾けてくれるかもしれません。

スマホばかりの旦那と離婚はできる?

「旦那がいつもスマホばかり見ていて、夫婦の会話がないので離婚したい」と思う妻も多いのではないでしょうか。中には、新婚なのに夫がスマホ依存で夫婦の危機を迎えるケースもあるようです。実際、スマホばかりの夫と離婚できるのか、離婚できるケースや離婚を検討する際のポイントについて説明します。

スマホ離婚が増えている?

最近、夫や妻がスマホばかりしているのが原因で離婚する「スマホ離婚」が増えています。夫や妻の片方や両方がスマホに依存した生活を送っていたため、夫婦のコミュニケーションがうまくいかなくなり、最終的に離婚してしまうというものですが、中にはスマホゲームで多額の借金を抱えたというケースもあるようです。

スマホを手放せない、いわゆる「スマホ依存症」になると、スマホばかりの生活を注意されると逆上することがあり、そうした態度に夫婦関係も冷え切っていくことがあります。夫がこのような状態になると、妻も日々の生活がつらいものになってしまいます。離婚を考えるようになるのも仕方のないことです。

スマホばかりの夫と離婚できるケースとは

スマホばかりの夫と離婚したいと思ったとき、最もスムーズに進むのは話し合いの結果、互いに離婚に合意した場合です。話し合いで条件を決めて離婚することを協議離婚といいます。協議離婚では、離婚の理由を問われることはありません。

しかし、どちらかが離婚に反対したり、離婚には合意しても条件で折り合えなかったりした場合は、簡単ではありません。話し合いが難しければ、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることになります。離婚調停では、裁判所の調停委員を通じて離婚の条件などを話し合います。

離婚調停でも合意できる見込みがないときは、調停不成立となり、打ち切られます。離婚調停が不成立となったときは、再び協議を続けるか、離婚裁判を起こして裁判所に離婚を認めてもらうしかありません。裁判で認められれば、相手の合意がなくても離婚できます。

「スマホばかりで会話がない」という理由だけでは難しい

裁判離婚を起こすには、民法で定められた「離婚事由」が必要になります。離婚事由とは、次の5つの事情です。

・配偶者が浮気や不倫(不貞行為)をした
・一方的な別居や生活費の未払いなど配偶者の悪意で遺棄された(悪意の遺棄)
・配偶者の生死が不明で3年以上経つ
・配偶者が重症の精神病で治る見込みがない
・婚姻を継続しがたい重大な事由がある

「旦那がスマホばかりで夫婦の会話がない」という理由で離婚したい場合は、夫婦間の事情が「婚姻を継続しがたい重大な事由がある」に当てはまり、さらに夫婦関係が破綻しているかどうかが問題になります。しかし「旦那がスマホ依存症」「スマホばかりで子供を見てくれない」という事情が、離婚事由と認められる可能性は低いでしょう。

ただし、夫が浮気をしていたり、暴力を振るったりと、ほかにも離婚の理由があるときは、個別の事情を総合的に判断して離婚が認められる可能性があります。自分のケースでも離婚が可能なのか悩んだら、離婚問題に詳しい弁護士に相談するといいでしょう。

「旦那がスマホばかり」と悩んだら専門家に相談しよう

いつもスマホばかりしていて、ゴロゴロしている夫は、家事や育児でてんてこ舞いの妻にとって目障りでしかなく、イライラも募ります。早めにスマホ依存症の害や懸念、自分の寂しい思いなどを伝えて、改善をはかりましょう。

スマホの問題だけでなく、浮気や借金、暴力など深刻な問題も抱えているのなら、離婚できる可能性もあります。離婚を検討するときは、法的なアドバイスを受けるため、離婚問題に詳しい弁護士に相談しましょう。

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