【離婚しかない?】夫が妻を信用できない理由とは|どうやって妻と向き合う?

「妻を信用できない」と悩む夫がいます。事情はさまざまでしょうが、人生を共に歩むはずの妻を信用できないとは一大事。離婚につながりかねない危機といえます。どのようなときに夫は妻を信用できなくなるのか、その理由と信用できない妻との向き合い方について説明します。

目次

  1. 妻を信用できない...
  2. 妻を信用できない理由
  3. 嘘をつくから
  4. 約束を守らないから
  5. 浮気をしたから
  6. 妻を信用できないとき、妻とどう向き合えばいい?
  7. 思ってることを素直に伝え話し合う
  8. 一時的に距離を置く
  9. 割り切る
  10. 第三者に相談する

妻を信用できない...

妻を信用できないと夫婦関係はギクシャクしたものとなってしまいます。その結果、夫は「家に帰りたくないな」「なんで結婚したのか分からないな」などと考えるようにもなるでしょう。妻を信用できないことにストレスを感じ、悩んでいる夫はどれほどいるのでしょうか。

妻が平気な顔で嘘をつくため、信用できなくなりました。妻は過去に浮気やギャンブルもしていました。もう二度としないと言われても、全く信用できず、妻への愛情もなくなってきています。

妻は私との約束を忘れることが多いので疲れてきました。「今日は食事に行こう」と妻が言い出したので仕事を早く切り上げて帰れば、約束を忘れているどころか「なんでこんなに帰りが早いの?」と責められる始末。こんなことを繰り返しているうちに、妻への信用はなくなりました。

妻を信用できない理由

「妻を信用できない」という夫にも、いくつかの典型的な理由があります。さまざまな出来事が重なって妻を信用できなくなったという夫も、突き詰めれば根本的な理由が見えてくるのではないでしょうか。妻を信用できない主な理由を3つ紹介します。

嘘をつくから

妻を信用できない理由の1つ目は妻が嘘をつくからです。嘘をつくことは信頼関係に深刻なダメージを与え、夫婦の間に亀裂を入れてしまいます。信頼していた人に嘘をつかれ、裏切られることは悲しいものです。特に、夫が誠実に妻と接していた場合、嘘が一層重いものとなり、妻を信用できないと感じてしまいます。

「残業で帰りが遅くなる日が多いけど、給与明細の残業時間が増えていないことに気づいてしまった」「女性しかいない飲み会にいるはずなのに電話の向こうから男性の声が聞こえる」といったことがきっかけで妻の嘘に気付く夫もいます。嘘をつかれた夫は「嘘つきとは夫婦ではいられない」と激しい怒りを覚えることもあります。

約束を守らないから

妻を信用できない理由の2つ目は妻が約束を守らないからです。「毎週日曜日に家族で夕食を食べるのがルールなのに、妻が友人との約束や仕事を優先する」「登山に行く約束をしたのに、当日の朝行きたくないと妻に言われた」といった経験を繰り返し、約束が破られる度に妻を信頼できなくなっていくと嘆く夫もいます。

妻が約束を守らないのは、夫婦間で約束に対する価値観に差があるからかもしれません。夫にとっては重要な約束でも、妻は真剣に受け止めていない場合、「少しくらい約束を破っても構わない」と考えてしまうことがあります。しかし、夫にとっては大切な約束で、妻が約束を破ったことにショックを受けることもあるのです。

浮気をしたから

妻を信用できない理由の3つ目は妻が浮気をしたからです。妻の浮気が発覚すれば、夫は妻への信頼を失い、裏切られたと感じるものです。怒りは、浮気相手にも向かいます。さらに、自分が至らなかったから浮気されたのではないか、自分に問題があったのではないかと思い悩む夫もいます。

どんな理由があったにせよ、浮気をされた夫が妻を信用することはできません。さまざまな事情から修復を目指す夫婦もいるかもしれませんが、心の傷は夫に長く残ることでしょう。信頼関係を取り戻すには、妻の誠実な反省と長い時間が必要になります。

妻を信用できないとき、妻とどう向き合えばいい?

一生生活を共にすると誓ったはずの妻を信用できない状況に陥るのはつらいものです。妻への怒りや、悲しい気持ちをどうすればいいのか悩む夫もいるでしょう。妻を信用できなくなったとき、 妻とどのように向き合えばいいのかを説明します。

思ってることを素直に伝え話し合う

妻を信用できないときは、思ってることを素直に伝え話し合うことが対処法の1つです。ただ、「妻を信用できない」と考えているだけでは何も解決しません。もしかすると、妻は夫の信頼を損ねているとは全く思っていないかもしれません。

思い切って、疑念を伝えてみたら、全くの夫の勘違いだったということもあるかもしれません。妻に嘘をついたり、裏切ったりしている自覚がないときは「自分はそうした言動で傷ついている」としっかり伝えましょう。それによって、妻の言動も改善される可能性があります。

また、日頃から話し合う機会を定期的に設けることも大事です。「毎週土曜日は夫婦で会話する時間を持つ」「毎日、夕食はできるだけ嫁と一緒に食べる」などとルールを決めるといいでしょう。  

一時的に距離を置く

妻を信用できないとき、一時的に距離をおくのも一つの方法です。これは、夫婦間の緊張を和らげ、それぞれが感情や思考を整理するための時間を作ることにもつながります。冷却期間を設けることで、互いが冷静に状況を見つめ直せます。例えば、相手の存在に感謝するようになったり、自分の言動を反省したりとさまざまな変化があるでしょう。

例えば、「一週間実家に帰省する」「嫁と短期間だけ別居してみる」などさまざまな距離の置き方があります。ただし、距離を置くことはあくまで一時的な対処法に過ぎません。また、離婚の直接のきっかけとなることもあります。

割り切る

妻を信用できないとき、「妻はそういう性格だから直らない」と割り切るのも一つの方法です。そう割り切ってしまえば、心が楽になることもあります。妻によっては、浮気や犯罪行為でないかぎり大目に見るという大らかさも必要かもしれません。

人は簡単には変わりません。個性や性格、習慣などを他人が変えるのは難しいものです。夫が何度も言い聞かせて、言動を改めるよう促しても効果がない場合は、もうあきらめるしかありません。

「もともとこういう人ならしょうがない」「妻のありのままを理解しよう」と考えれば、妻に期待することもなくなり、ストレスも解消できるでしょう。ただし、夫婦の信頼関係を取り戻せるかどうかは、お互いの考え方や行動次第です。

第三者に相談する

妻を信用できないときは、夫婦の間だけで問題を解決しようとせず、第三者に相談することも大切です。妻への信頼が揺らいでいるときは、自分の感情や状況にとらわれがちですが、第三者に相談することで客観的な視点を得られます。

また、第三者に相談することは、自分が抱えるストレスの解消にもなります。感情を吐き出し、相手が自分の気持ちを受け止めてくれることで、孤独感や不安感が軽減され、心の負担が軽くなります。

「実は嫁と上手くいっていなくて…」「妻を信用できないのがつらい」などと信頼できる知人に相談すれば、同じような経験をしたことがある人に出会えるかもしれません。周囲に相談できる人がいない場合は、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してもいいでしょう。 

信用できない妻と離婚したいときは専門家へ相談

妻を信用できないことはつらいものです。中には妻が何を言っても信じられず、離婚しか考えられなくなる夫もいるでしょう。冷静になれないときは、「もうこの方法しかない」と思い込み、周囲の状況やほかの解決方法が見えなくなることがあります。

そうした状況のときは、カウンセラーや弁護士といった夫婦関係に詳しい専門家に相談することも大切です。多くの夫婦を見てきた経験から、きっと有益なアドバイスを得られるはずです。離婚を考えているときは、弁護士が離婚できるかどうかを含めて、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。 

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